国民資産の2割以上を取り扱う業界

不動産業は土地や建物などを中心とし、開発や売買、仲介や管理を取り扱う業界です。
最近は証券化も重要な業務の一つとなっています。
一般の人でかかわりあうことがあるとすれば、賃貸物件などの仲介などが多いでしょう。

取り扱っているのは、土地やその上にある定着物である建物、立木などです。
土地には森林や農地などもありますし、住宅地や商業地などさまざまな利用形態があります。
主要ターゲットとするのは、人間の社会活動や経済活動などにとって有益な土地であるので、住宅地や商業地であることは周知の事実でもあります。

一方で、土地の上にある定着物とは、住宅やオフィスビル、工場や倉庫なども含まれます。
いずれにしても土地、建物ともに、市区町村役場の固定資産課税台帳に記載される点では変わりありません。

この不動産は日本の経済や社会の中で、重要な役割を果たしています。
企業活動において、土地やビルなどは業務を行う拠点であり、融資を受ける時の担保にもなります。
優良なものを多数有していれば、それだけ企業への信頼感も増します。
個人も同様で、住宅を所有しているかどうかでその人の社会的評価や与信力を高めるポイントにもなります。
しかし、この価値観については少しばかりズレが生じ始めているともいえます。

いずれにしても、バブル期ほどではないものの、国民資産の2割以上を取り扱っている業界であり、国民経済全体にとって重要な存在であることには変わりありません。